【過去在籍クラブ】 |
年度
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所属クラブ
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1996-02
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ボカ・ジュニアーズ
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2002-03
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バルセロナ(スペイン)
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2003-
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ビシャレアル(スペイン)
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【紹介文等】
アルゼンチン待望の天才ゲームメイカー。独特のボールキープと足裏を上手に使うテクニックは世界最上クラスであり、彼の得意なドリブルは相手が誰であろうとボール渡さない。逆に得意のトンネルで相手を嘲笑うかのように抜き去っていく。
創造性豊かな彼は素晴らしいパスセンスも有し、決定的となるパスを出すのが得意であり、また、若いながらも落ち着きを払ったプレーはベテランの風格を醸し出す。
彼はアルゼンチンの名門ボカで早々にその才能を開花し2000年、2001年と連続してリベルタ・トーレス杯を制覇し、2000年には銀河系軍団レアル・マドリードを破り世界一のクラブとし、2001年には南米最優秀選手に選ばれる。
2002年には名門バルセロナへの移籍を決めるが、彼は思うような活躍が出来ない。更には監督からも信頼されずに苦悩の日々を過ごした。
その後2003年に中堅クラスのビシャレアルへと移籍し、彼は甦った。チームの中心にて完全に試合を支配する彼の姿はまさに王様である。新たなるビシャレアルの王様はフォルランやフィゲロアと共に脅威の得点力を誇る前線を形成し、予想をはるかに上回るチームを3位に牽引する素晴らしい働きを見せた。バルセロナに所属していた頃とは全く違う彼であった。
リケルメにとってバルセロナのようなビッククラブはまだ肌には合わないようだ。今の彼には王様となるポジションを与えなければならないのかも知れない。
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