FB(エフ・ビー) / サッカー選手紹介(南米) エステバン・カンビアッソ(Esteban CAMBIASSO)
名前:エステバン・マティアス・カンビアッソ・デロウ (Esteban Matias Cambiasso Deleau) ニックネーム:クチュ 国籍:アルゼンチン 生年月日:1980/8/18 出身地:ブレノスアイレス ポジション:MF(CH,DH,OH) 身長/体重:177cm/78kg 利き足:左 代表デビュー:2000/12/20
【紹介文等】 レアル・マドリードにおいてある意味くすぶっていた若き才能はインテルにて開花する。 若干16歳という年齢でレアル・マドリードという超ビッククラブに目を付けれら、そのままスペインへと移るもののスター軍団レアル・マドリードにおいて彼のポジションはなかった。その後母国の名門インデペンディエンテ、リバープレートと武者修行をし、大きな功績を残し、準備万端でレアル・マドリードに戻るものの同じポジションにはマケレレやベッカムといった世界に名を連ねるスーパースターがおり、結局のところ彼には限られた時間しかピッチにたつことが許されなかった。 そのプレースタイルから「レドンド2世」と呼ばれる。武者修行時にはそのオフェンシブなプレーにも磨きをかけ、中盤であれば守備的ポジションから攻撃的ポジションまで幅広くこなすことができる彼は明確なる実力を備えていた、その証拠に人材の宝庫であるアルゼンチンの代表にまで召集されるほどでその実力には疑いの余地がないほどであった。 しかし、レアル・マドリードにおいてはそれ以上に人気、実力共に世界最高峰の選手が見事に揃っており、やはり彼はスタメンを確保することが出来ずにいた。 カンビアッソは高い戦術眼を備え、頭脳的かつ創造的なプレーをすることが出来る。その年齢からは想像も出来ないような、異常なまでに落ち着きを払ったプレーは多くの経験を積んできたベテランのようであり、レアル・マドリード時代の長きベンチ生活においてもその勤勉な姿勢から数多くのことを吸収してきていたことが伺える。 当初インテルへの移籍はダヴィッツやベロンといったスーパースターのバックアッパーとしか考えられていなかったが、新天地においてその溢れんばかりの若き才能を爆発させ、マンチーニ監督のハートをわしづかみにした。レアル・マドリード時代の8年という長き下積みの鬱憤を一気に晴らすかの如くに彼はチームの真ん中にてその存在感をアピールし続ける。 そして今やアイマールやリケルメ、ダレッサンドロらと共にアルゼンチンの次世代を担う選手の一人として絶対的ともいえる地位を確保することとなる。