【過去在籍クラブ】 |
年度
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所属クラブ
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2001-04
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ボカ・ジュニアーズ
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2004-
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コリンチャンス(ブラジル)
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【紹介文等】
小さくもずんぐりむっくりとした体格の彼はストライカーとして必要なスキルの多くを備え持っている。爆発的な足の速さでピッチを駆け抜け、高い技術で相手を翻弄する。
更には当たりが強く上半身を上手に使う術を知っているため、一度ボールを渡したら奪い返すのは非常に困難である。
ストライカーとしての決定力の高さも随一であり、2004年オリンピックでは母国を優勝に導き、自身も8得点をたたき上げ、得点王に輝いた。
アルゼンチンの貧民街で生まれた彼は貧しい家族をサッカーで救うことを夢見てプレーをし続ける。そんな彼もボカでデビューするとあっという間にその才能は開花し、「マラドーナの再来」と呼ばれる彼はアルゼンチン最大の発見とまで称さる程の存在へと成長する。2002年にはリケルメがつけていた背番号「10」を引き継ぎ、2003年にはリベルタ・トーレス杯優勝の立役者となり、同年トヨタカップでは自身は途中出場ながらもミランを破り、ボカを世界一のクラブにした。
ボカでの驚異的な活躍とアテネオリンピックでの活躍が見込まれ2003年、2004年と連続して南米最優秀選手に選ばれる。
そんな大活躍を見せる若者を欧州のビッククラブが放って置くわけもないと多くの者が思った。実際に彼の元には多数のオファーが届いたものの、彼が実際に移籍した先はブラジルの名門コリンチャンス。まだ若い彼はこれだけのプレーが出来るもののまだ成長過程だという見解だろうか。将来が待望される彼が欧州デビューするのを心待ちにしたい。
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