【過去在籍クラブ】 |
年度
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所属クラブ
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1977-82
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グアラニ
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1983-87
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サンパウロ
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1987-93
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ナポリ(イタリア)
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1993-96
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柏レイソル(日本)
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1997
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サントス
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【紹介文等】
ブラジルの万能型ストライカー。足でも頭でも高い得点能力を示し、ポストプレーもこなすことができる。
ブラジル代表においては82年ワールドカップ直前に怪我をし出場することが出来なかった。丁度「黄金のカルテット」が揃っていたにも関わらず優勝を逃す。フィニッシュをしっかり任せられる彼の不在が残念でならない。
続く86年大会においてはチームは準々決勝にてフランスに敗れはしたものの自身5試合出場5得点、あのゲーリー・リネカーの6点に続く高記録をマークし、母国に立派な結果をもたらすことが出来なかったものの自身の能力を世界にアピールすることとなる。
世界で高い評価を得た彼はディエゴ・マラドーナが所属するナポリへと移籍する。天才マラドーナと万能ストライカーのカレッカのコンビは絶大なる力を発揮し、ナポリにスクデットとUEFAカップ優勝のビックタイトルをもたらす。マラドーナが奏でるミラクルをに対し、カレッカは相手ゴールネットを揺らすことで応じる。ブラジルとアルゼンチンという南米のライバル国の選手間での絶妙なるハーモニーはファンを魅了した。
偉大なるプレイヤーは当時日本の2部リーグであるJFL所属の柏レイソルでプレーをする。世界最高の舞台を見たカレッカは年齢を重ねても尚圧倒的な力量の違いを見せつけ、柏レイソルのJ1昇格に大いなる影響を与え、更に1シーズンのみであったが、J1にてプレーをし、日本のサッカーファンを熱狂させた。
そんな柏レイソルの最高の功労者であるカレッカは今も尚柏サポーターからは最も愛された外国人助っ人として脳裏に残っているであろう。
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