【過去在籍クラブ】 |
年度
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所属クラブ
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1997-98
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レサ
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1998-99
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ポルト
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1999-00
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ヴィトリオ・セトゥバル
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2000-01
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アルバルサ
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2001-04
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ポルト
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2004-
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チェルシー(イングランド)
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【紹介文等】
才能が開花するのこそは遅れたものの、その抜群の安定感と絶妙なカバーリング能力、ゲーム展開を読む能力は世界屈指であり、世界最高のディフェンダーの一人となった。
こんなに素晴らしい選手がこの歳まで注目されない存在であった。世界には素晴らしい才能を持ってしても表舞台には出ることの出来ない選手が多いのであろう。彼の場合、モウリーニョという名将の存在により表舞台へと現れた。彼の疑いようも無い素晴らしい実力にモウリーニョが運をもたらしてくれたのであろう。
彼の才能はポルトガルの名門、ポルトにて、徐々にではあったが、開花し始める。そして「運」も彼に味方する。
当時不動のセンターバックを勤めていたジョルジ・コスタのチャールトン移籍をきっかけに彼の出場機会は増え、遂にはポルトにおいて必要不可欠な存在となり、彼の才能は認められ始める。
そして03/04シーズンにてポルトは快進撃の末、ビックイヤーを掲げることになる。そんなポルトの堅固さの象徴が彼であった。
チャンピオンズ・リーグ優勝という最大の栄誉を得、モウリーニョ監督はその功績を認められ、アブラモビッチという大富豪による変革期のチェルシーへと招かれる。その時にポルトのメンバーを数人連れて行くのだが、もちろんその中には堅固な守備の象徴であるリカルド・カルバーリョも連れて行く。
変革期のチェルシーは世界各国からスーパースターが集められた、スター軍団であった。各ポジションとも競争率の高い状態であったが、その中でも彼はすぐさまスタメンを勝ち取る。モウリーニョは彼を信頼していたし、彼はそんなモウリーニョの期待に答え続けた。そしてチェルシー2年目、チェルシーにとって50年ぶりのリーグ優勝へと導いた。
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