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ラウル・ゴンザレス(RAUL Gonzalez)

名前:ラウル・ゴンザレス・ブランコ(Raul Gonzalez Blanco)
ニックネーム:スペインの至宝
国籍:スペイン
生年月日:1977/6/27
出身地:マドリード
ポジション:FW,MF(OH)
身長/体重:180cm/70kg
代表デビュー:1996/10/9
【過去在籍クラブ】
年度
所属クラブ
1994-
レアル・マドリード

【紹介文等】
世界の名門レアル・マドリードにおいて、17歳で1部デビューをし、18歳ではFWというスターぞろいのポジションでスタメンを奪い取ってしまう。 97/98シーズンでは名門を久方ぶりの世界一へと導く。彼はレアルの象徴的存在となるが、そんな彼はライバルであるアトレティコ・マドリードの下部組織出身である。アトレティコは幼少時の彼の放出をどれだけ悔やんだことか。。。

彼は若くして栄光を得る、クラブを3度の世界一へと導く、ボールが足に吸い付くようなトラップから相手敵陣内でディフェンダー、ゴールキーパー等を見透かしたような、驚くほどの冷静な判断で確実にゴールネットを揺らす。ヘディングも上手く、また、献身的な面も持ち合わせ、彼自身のゴールだけでなく、味方のゴールをも誘い出す。

ストライカーとしての嗅覚、技術、判断力の全てを兼ね備えた彼だからこそのこの栄光の数々である。そして彼は若くして銀河系集団を引っ張る存在となる。闘将イエロの退団に伴い、彼がキャプテンに任命される。個性派集団スター揃いのレアルにあって、彼の人間性はこれらの選手をまとめるに値するものだったことを実感する。彼は選手としても人間としても超一流である。

残念なことにスペイン代表の方は国際舞台ではイマイチであり、1998年フランスワールドカップでは怪物オリセーの一発で無敵艦隊は沈められ、2002年日韓共催ワールドカップでは本人の怪我と痛々しいジャッジに泣きユーロ2004では固く閉ざしたギリシャの前に消えてしまう。毎回優勝最有力候補に挙げられながらも結果を出せない。そんな状況を打開できるかは彼にかかっている。

また、近年、所属のレアル・マドリードが過剰なまでにストライカーを世界からかき集める傾向がある、レアルにはベンチにまで世界最高峰の選手が座っている。仲良しのモリエンテスは確固たる実力を持ち、実績を残しながらも名門を去った。今、レアル・マドリードがやるべきことは選手をかき集めることではない、キャプテンを信じることなのだ、と思う。

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