【過去在籍クラブ】 |
年度
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所属クラブ
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1985-86
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ラツィオ
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1986-87
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テルターナ
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1987-90
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ラツィオ
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1990-93
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ユベントス
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1993-94
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ナポリ
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1994-96
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ミラン
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1996-97
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セルティック(スコットランド)
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1997-99
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シェフィールド(イングランド)
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1999-03
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ウェストハム(イングランド)
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2003-04
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チャールトン(イングランド)
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2004-
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ラツィオ
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【紹介文等】
天性のカリスマを備えるファンタジスタであり、イタリアではもちろんの事、イングランドでも高い人気を誇った。イングランドで成功したイタリア人としては実績のゾラに対し、人気のディ・カーニオといったところではないでしょうか。
彼は問題児的な部分を取り立たされることが多い。シェフィールド時代には審判を突き飛ばし、ラツィオ時においてはゴールパフォーマンスとしてファシズム式の敬礼の右手を上げてしまう。しかし、彼はイングランドでの生活が長いからかどうかは不明ですが、根は人間的にも愛すべき紳士なんです。
ウェストハム時代にゴール前フリーの状況にも関わらず、あえてハンドをしてゲームを中断させた。相手ゴールキーパーが負傷しているのに気づいて、それでゲームをあえて止めたのだ。この行為はイングランドにおいてファンのハートをがっちりと掴む行為であり、フェアプレーの模範的行為として賞賛されることとなる。
イングランドにおいて成功をおさめたディ・カーニオは再び愛すべきラツィオからのオファーを受け、困難な状況下に置かれたラツィオに戻ることとなる。チームは財政難な状況であるが、彼にとってはさほど問題ではなかった、愛するチームのユニフォームを着てピッチに立つことが出来ることこそが幸せだったのだ。
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