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パウレタ(PAULETA)

【紹介文等】
ゴールエリアでの本能的とも言える素晴らしい判断力、ゴールを呼ぶ嗅覚、ゴールへの執念、土壇場での勝負強さなどにより、彼は数多くの得点をたたき上げる。

ポルトガル黄金期と呼ばれる優秀な人材が豊富な世代の選手ながら彼らのような華々しさとは無縁のサッカー選手生活であった。自国でのプロデビューは2部リーグであり、結局1部リーグのチームではプレーする前にスペインへと飛ぶ。ここで彼の鋭敏な得点能力は開花した。サラマンカでの活躍からビッククラブであるラ・コルーニャへと移籍を決め、ここではチーム悲願のリーグ初制覇を経験する。

その後彼の活躍の場はフランスに移るものの彼の輝きは衰えない。01/02シーズンにおいては22得点をたたき上げ、ジブリル・シセと並んで得点王となり、続く02/03には前年よりも1ゴール多い23特典をたたき上げるも得点王は逃してしまう。得点王は逃したもののフランスリーグ最優秀外国人選手に選出される。

彼の得点能力は代表においても突出しており、前線に彼がいるだけでいつゴールが決まってもおかしくないような錯覚さえ覚えるほどである。ルイ・コスタ、フィーゴらゴールデンエイジに遅ればせながらその輝かしいメンバーの中で頼れるストライカーとしての役割を果たしている。遅れてきたゴールデンエイジのエースは母国の英雄エウゼビオの持つ代表ゴール数41を塗り替えるのに最も近い男となるまでに結果を残してきた。