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ニックネーム：
国籍：ドイツ（東ドイツ）
生年月日：1967/9/5
出身地：ドレスデン
ポジション：DF(CB,LIB),MF(DH)
身長/体重：181cm/75kg
代表デビュー：1988/1/13
| 【過去在籍クラブ】 | |
年度 |
所属クラブ |
1985-90 |
ディナモ・ドレスデン |
1990-92 |
ＶｆＢシュツットガルト |
1992 |
インテル（イタリア） |
1992-00 |
ボルシア・ドルトムント |
東ドイツ時代に国家をあげて作られたサッカー人造人間であり、国家組織によって徹底的な管理プログラムによって教育され、完璧なるサッカー選手に近づいた選手である。
ボランチ出身のリベロである彼は、ベッケンバウアーを彷彿させるほどに攻撃戦術に卓越した選手であり、東ドイツ時代に作られた完璧なフィジカルと的確なポジショニングで相手をシャットアウトし、威力絶大なオーバーラップにより数多くの得点とチャンスを作る。
また、その統率力の素晴らしさは目を見張るものがあり、ディフェンスラインを一つにまとめ上げ、チームを鼓舞し続けた。その才能は監督就任後も遺憾なく発揮されている。
東西統一ドイツ代表において東ドイツ出身の選手として初めて代表に選ばれた選手も彼であり、統一ドイツとして初めて獲得したビックタイトルである1996年欧州選手権優勝も彼無しではありえなかったであろう。
彼の功績は偉大であり、1996年にはベッケンバウアー以来のディフェンダー選手のバロンドールを獲得する選手となった。
96/97シーズンにはチャンピオンズ・カップ決勝戦でユベントスを破り見事に欧州一のタイトルを手中に収めることとなるが、彼自身はヒザの故障により後のトヨタカップには出場できず、そのまま引退へと追い込まれてしまう。
東ドイツ時代の徹底した管理教育プログラムのツケが出てしまったのだろうか？
