FB(エフ・ビー)　/　サッカー選手紹介(欧州)
マヌエル・ルイ・コスタ(Manuel RUI COSTA)

【紹介文等】
彼の柔らかいボールタッチ、華麗なドリブル、創造性溢れるパス、芸術的なフリーキック、どれをとっても美しい。戦場のようなピッチにあって一人華麗に舞う彼のプレーは見るものを魅了する。

所属クラブであったフィオレンティーナではバティ、トルドなどの名選手と共に大暴れ、強いフィオレンティーナの「１０」番として大活躍。ナショナルチームではフィーゴ等と黄金世代を築き上げる。

そして２００１年、フィオレンティーナの財政難が原因でミランへ移籍することとなる。

ミランでは苦悩の時期を味わう。トップ下として大きな期待を背負い入団するもフィオレンティーナの頃のような活躍が出来ない。長い期間ゴールを上げることが出来ず、暗闇トンネルへと迷い込む。加えて同じポジションにはリヴァウドというもう一人のワールドクラスのトップ下が入り、彼はポジションを確固たるものと出来ない。

苦悩の時期を越えると、こんどは同じポジションにカカというブラジルの新星が入ってき、再び彼はポジションを定めることが出来ない。しかし、彼は世界最高峰のミランにてあらゆるポジションを経験し、ベンチにいることは多いもののアンチェロッティの切り札として、絶大なる影響力を与え続ける。

私は彼の華麗なサッカーを少しでも長くみていたい。