【過去在籍クラブ】 |
年度
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所属クラブ
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1998-99
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FCハンブルグ
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1999-04
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1FCカイザースラウテルン
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2004-
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ベルダー・ブレーメン
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【紹介文等】
「利き足は頭」とある意味矛盾しているようなことを言われてしまいがちだが、確かに彼の頭の精度は高く、打点の高いジャンプから威力のあるヘディングは彼の最大の武器である。
また、ストライカーとして両足でほぼ均等にボールを蹴ることが出来、更にはスピードを兼ね備えており、陸空両方に対応したドイツ待望の本格派ストライカーである。
彼の代表デビュー戦でもあるワールドカップ予選対アルバニア戦では後半88分にゴールを決め、ドイツ国民のハートを鷲掴みにするとその後もドイツ国民の期待に答えるかの如くにゴールを量産する。その勢いのまま迎えた2002年ワールドカップにおいては初戦のサウジアラビア戦ではヘディングだけでハットトリックを達成。ドイツの新星クローゼはドイツをグイグイと引っ張り前評判が悪かったドイツを決勝戦まで導き、自身も予選で5得点と大爆発、世界に彼の名と彼の素晴らしいヘディングを強く印象付けた。
彼のキャリアは超特急の如くのスピードで突き進む。アマチュアからプロ契約をしてわずか2年で国際舞台に立ち、世界の注目を集めるスターへと駆け上がった。しかし、この環境の急変によって彼は浮き足立つことはないであろう、なぜなら彼の謙虚な性格は自分を過大評価せずに、着実に突き進むことを選ぶはずだからだ。
ちなみに彼の父親はオセールでプレーをしていた元サッカー選手、母親はポーランドでプレーをしていたハンドボールの名選手である。アスリートとして素晴らしい血統の持ち主である。
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