【過去在籍クラブ】 |
年度
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所属クラブ
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1953-54
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ミルスポー・スティールワークスFC
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1954-55
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ロマーシュ・ウェルフェア
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1955-59
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チェスター・フィールド
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1959-67
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レスター・シティ
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1967-72
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ストーク・シティ
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1975-77
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フォートローダーデール・ストライカーズ(米国)
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【紹介文等】
イングランドサッカー史に残る偉大たるゴールキーパーであり、その堅固さからバンク・オブ・イングランド(イングランド銀行)と呼ばれた。
左官工見習いであった彼は友人からメンバーが足りないということでサッカーの試合に参加する。その時のポジションがGKであり、何の準備もないまま始めたその試合にてスーパーセーブを連発し、これが彼のゴールキーパー人生の始まりだった。
1966年ワールドカップのゴールキーパーとして準決勝まで完封という完璧なまでの守備を見せ、結果的にはイングランド代表を世界一へと導く大活躍を見せ、1970年ワールドカップ対ブラジル戦ではペレが放った完璧なヘディングを奇跡的にセーブし、後にペレに「私が見た中で最高のセーブ」とまで言わせた。
1972年10月22日。彼は交通事故に自己に遭い、右目にガラスの破片が入り、右目の視力を極端に失ってしまう。コンタクトレンズを入れてのプレーなどを試みるが以前の輝きを取り戻すことができず、1973年8月に彼のサッカー選手としてのキャリアに一度終止符を打つ。
その後再起を図るべくアメリカへと渡るが昔の輝かしいプレーを見せることが出来なかった。それでも1977年にはNASL最優秀ゴールキーパーに選出され、彼のサッカー選手人生を有終の美で飾る。
驚異的なセービングと判断力により完璧なまでにゴールマウスを堅固し、突進してくる相手に対し勇猛果敢に立ち向かう彼はゴールキーパーの鏡であり、世界最高のゴールキーパーの一人である。
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