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フランコ・バレージ(Franco BARESI)

【紹介文等】
バレージはミランに魂を売り、ミランはその魂を買った。

バレージが付けていた背番号「６」はミランの永久欠番である。

頭脳派ファンタジスタ　ジャンニ・リベラという偉大なるミランの選手がまだいる時期に入団をし、八百長事件により名門ミランがセリエＢへと降格、メディアスターのベルルスコーニによりミランに大物選手が集まり、ミランは黄金時代に入る。こういったミランの歴史を歩んできた男である。

体格が小さいということでライバルチーム「インテル」を落とされる（兄「ジュゼッペ」は合格）。そこに手を差し伸べたのがミランであった。
素晴らしい統率力でスター軍団をまとめ上げ、激しいタックルと卓越したディフェンススキルにより相手に攻撃の隙を与えない。オーバーラップによる攻撃参加も効果絶大。一人のプレイヤーとしても、チームを束ね上げるキャプテンとしても非凡な才能を持っていた。加えて彼は人間的にも素晴らしい、ミランが降格したときも変わらずミランに残った。

そんな彼はミランが大好きで、ミラニスタはそんな彼が大好き。その関係は彼が引退しても変わらない。バレージ「６」は永久にミランに残っているのだから。