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ニックネーム：ディディ
国籍：ドイツ
生年月日：1973/8/27
出身地：バルトサソン
ポジション：MF(DH,CH)
身長/体重：188cm/80kg
代表デビュー：1997/11/15
| 【過去在籍クラブ】 | |
年度 |
所属クラブ |
1993-98 |
バイエルン･ミュンヘン |
1998-99 |
ニューカッスル･ユナイテッド（イングランド） |
1999- |
リバプール（イングランド） |
中盤でゲームを展開する力と堅固な守備力、絶対的な高さ、そして強烈なミドルシュートを持つドイツ屈指の中盤である。
また、ドイツ人としては珍しくブンデスリーガから離れてイングランドで活躍する選手でもある。
かつては「ベッケンバウアーの再来」とまで呼ばれた彼であったが、バイエルン･ミュンヘンにおいて首脳陣とのいざこざがあり、イングランドのニューカッスルへと移籍を余儀なくされる。
ニューカッスルにおいてはその本来の力を発揮することが出来なかったが、移籍先のリバプールにおいて彼は代えの利かない選手という評価を得るまでに信頼を得る。
04/05シーズンの欧州チャンピオンズ･リーグ決勝、相手はイタリアの名門であるACミラン、前半0-3と圧倒的な点差を広げられるも、後半にハマンが投入されるとリバプールは息を吹き返す。それはまるで彼がチームにゲルマン魂を注入するかのようであった。
そして怒涛の反撃によりチームは3-3にまで追いつき、その勝敗はPK戦にまでもつれ込んだ。そこでのリバプールの第一番目のキッカーが彼であった。欧州一を決める最大のプレッシャーのかかるPKを彼は見事にゴールに叩き込み、結果としては、リバプールの奇跡的な逆転劇でその幕を閉じる。その奇跡を呼び込んだ男が彼、と言っても過言ではないであろう。
