【過去在籍クラブ】 |
年度
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所属クラブ
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1995-96
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サンパウロ(ブラジル)
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1996-97
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コリンチャンス(ブラジル)
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1997-98
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アルベルカ
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1998-99
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サルゲイロス
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1999-04
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ポルト
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2004-
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バルセロナ(スペイン)
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【紹介文等】
当時のポルトガル代表監督であったフェリペの影響もあり、ブラジル国籍からポルトガル国籍へと帰化した選手。当初はルイ・コスタ、フィーゴといったポルトガルの人気選手の猛反発もあったものの、代表デビューを果たすや否やポルトガル代表にはなくてはならない中心選手となった。
皮肉にも彼の代表デビューの相手は母国ブラジル、ここで彼は見事なFKを決め母国を破っての華々しい代表デビューを遂げることとなった。
高い技術と創造性を兼ね備え、本来司令塔タイプの選手ながらも泥臭い献身的な守備も出来る万能ミットフィルダー。「ポルトガルのマラドーナ」や「魔法使い」といった彼の高い技術と創造性を称える言葉は後を絶たないほどである。
彼はブラジルにおいては出場機会に恵まれず、ポルトガルへと出場機会を求める武者修行の旅へと出る。
ポルトガルにおいて転々とする中、名門FCポルトに見込まれて移籍を決める。武者修行に出た彼はこの時点で決定的な司令塔としてのスキルを身につけていた。
名将モウリーニョの下、彼はチームのど真ん中で活躍する「魔法使い」となっていた。02/03シーズンにはUEFAカップ優勝を含むリーグ、カップの3冠を、03/04シーズンにはチャンピオンズ・リーグ優勝をチームにプレゼントした。
そんな彼はライカールト監督の下バルセロナにてロナウジーニョやエトー、ジュリーやシャビといった世界で最もアクティブなサッカーを繰り広げている。もちろん、バルセロナは黄金期と呼ぶに相応しいチームであり、その中でも欠かすことが出来ない存在が彼である。
ちなみに「デコ」というニックネームの由来は彼の名前「アンデルソン」の「デ」とポルトガル語「Cuzinho(おしゃべりの意)」の組み合わせである。
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