FB(エフ・ビー)　/　サッカー選手紹介(日本)
田中マルクス闘莉王(Marcus TULIO Tanaka)

【紹介文等】
改名前「マルクス・トゥーリオ・ユウジ・ムルザニ・タナカ(Marcus Tulio Lyuji Murzani Tanaka)」

元ドイツ代表でワールドカップ優勝を経験、元浦和レッズの偉大なるプレイヤーブッフバルトが浦和に監督として戻ってきた。その時、彼は浦和レッズへ移籍することとなる。そしてブッフバルト監督初年度でチームは優勝する。現役時代のブッフバルトと同じポジションをこなすのは彼だった。

熱き魂を日本に注入する日本人以上の日本人。高さと競りの強さを特徴とするセンターバックながらも、超攻撃的なプレイを魅せる。積極果敢なオーバーラップ、セットプレー時のヘディングの強さは武器となる。以前にコメントで「今日は絶対得点を取りたい」みたいなニュアンスのコメントをするほど攻撃的な気持ちを前に出すディフェンダー。それゆえにディフェンス面での不安が残ってしまう。

それよりも何よりも、彼は闘志剥き出しでピッチ上で大声を張り上げる。どんなに負けている時でも最後まで諦めない。アテネオリンピック時の国歌斉唱の時にはハートに手を合わせて君が代を大熱唱。そんな熱き魂が日本には必要だと私は思う。プレイヤーとしても、人間としても、技術に戦術にメンタル面成長がもう一回りした時、彼は日本Ａ代表にはかかせない存在になると思う。

個人的には「ポスト中澤」が欲しい、戦術眼に優れ、外国人選手相手にも高さでも競りでも負けないような屈強なディフェンダーが日本代表に欲しい。現時点（2005/6/20）では彼が私の中でその第一候補である。