【過去在籍クラブ】 |
年度
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所属クラブ
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1991-92
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フェド・ワークス
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1992-93
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イウアンヤンウ
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1993-96
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アヤックス(オランダ)
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1996-98
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インテル(イタリア)
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1998-04
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アーセナル(イングランド)
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2004-
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ウェスト・ブロムウィッチ(イングランド)
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【紹介文等】
15歳足らずで2m近くの身長があった彼、その長いリーチを生かしたボールキープは相手を寄せ付けず、更にはその高身長は最高のターゲットマンである。彼の特徴といえばその体格の良さが際立つが、それに加えて独特の間合いにより相手を混乱させ、トリッキーなプレーも上手である。
1993年、日本にて開催された世界ジュニアユース選手権に出場し、ナイジェリアを優勝に導くと共に自身得点ランキング第2位という素晴らしい活躍を見せる。
その活躍が見込まれ、まだまだ若い彼はアヤックスへと移籍を決め、サッカー選手としてのエリート街道に載ることとなる。
94/95シーズンにはアヤックスを世界一のクラブにし、1996年にはオリンピック金メダルを獲得、まさに彼のキャリアは華々しいもの、になるはずであった。
アヤックスからインテルへの移籍の際のメディカルチェックで心臓弁膜症という難病は発見される。辛く、厳しい、前の見えないような状況であっただろう。エリート街道に乗り、更なるステップを踏むはずであった彼の身には余りにも酷い試練が待っていた。
その難病を克服し、再び彼がピッチに立った。15ヶ月間もの間に及んだ闘病生活を克服したカヌには歓声を包み込む程の歓声が送られた。
彼は希望は素晴らしいフットボール選手以外にも難病を克服した希望の星ともなった。
その後、彼は「カヌ心臓病基金」というものを立ち上げ、ボランティア活動にも熱心である。
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