<試合開始前>
レアルのワールドツアー、日本第一戦のヴェルディ戦ではまさかの0−3の惨敗を喫した。だからこそ今日は負けられない。絶対に負けられない。
<ゴールシーン>
グティからオーウェンへのパス、こぼれたところにラウルが待ち構えていて素早いモーションからのゴール。
こぼれ球を正確にボールコントロールをし、尚且つ冷静にゴールへパスするラウルの姿は、強いレアルを連想させるものであった。 0−1レアルリード
ジュビロの若い衆がレアルを捕らえる。成岡がゴールネットを揺らす。コースもいいところへいき、カシージャスもどうしようもない、良いゴールだったと思う。 1−1の同点
茶野がロナウドを倒してPK。茶野が悪いとは言えない。ロナウドが上手かった。これをロナウドが川口にコースをよまれるもののゴール 1−2
コースをよんだ川口に関しては良かったと思うが、よまれてもなおゴールへと入れるロナウドの方が1枚上手。
終了間際にフィーゴからロナウドへピンポイントスルーパス。ロナウドが背負う一人を交わして川口の股を抜く技ありゴール 1−3
<試合総評>
レアルは焦っていたのか?
今日はどうしても勝たないと。。。
今日負けたら来日は最大の恥さらしになりかねない。。。
前ヴェルディ戦を見ていないので、その状況はわからないものの、今日のレアルは普通の親善試合のような動きだった。要所要所でパスミスだの高い位置でボールを奪われるだのあったものの、魅せるサッカーをしっかりやっていたし、もちろん本調子ではないものの、強さを感じられる試合だったと思う。
レアルに関し、やっぱりベッカムはいい。きれいなフォームからきれいな軌道のパスはピンポイントで、パスを見るだけで気持ちよかった。あれだけきれいなパスを出せるのはベッカムだけでしょう。また、ベッカム-サルガドの右サイドコンビは機能してました。
ロナウドはやっぱ世界最高のストライカーですね。ワンチャンスをしっかり決める能力を持ってます。親善試合といえど川口の股を抜くシュートは良かったです。
途中出場のフィーゴ、現在移籍の噂がありますが、やっぱり彼のドリブルは切れ味抜群であり、ラストパスは超一流です。今日はミスの若干ありましたが、まだまだいけます。
決定力の高いラウルのミスが多かった。先制点は落ち着いて決めれたのに、その後決定的なチャンスを数回外した。
始めた見たグラベセン、マケレレのような働きをする守備的MFだと思ったのですが、もう少し時間が必要ですね。可も無く不可も無くです。
当たり前ですが、レアルはどの選手も超一流であり、一つのパス、一つのトラップ、一人一人のポジショニング、どれをとっても当たり前ですが超一流なので、親善試合といえども見ていて魅せられるゲームをしていたと思います。
ジュビロに関し、福西がFW並のドリブルで前線を脅かすという稲本っぽいプレーもあったが、特に前線の若い衆の動きがいい。ジーコジャパン初召集の村井を始めとする、成岡、カレン、前田はジュビロの中でも特に、得点意識が高く、常に前に向かう姿勢をとっていた。弾丸のように飛び出すカレン&前田、ちょい後方から隙を狙う村井&成岡。ジュビロは不振にあげくものの、今後の日本を担うべく若い世代の成長は見ていて心地よかった。
特にジュビロの前田、良かったです。成長著しいですね。ゴールネットを揺らすことは出来なかったもののカシージャスとの一対一での場面で選んだループというアイデアは抜群でした。
ジュビロのような日本サッカー界を担う名門クラブにおいて若手の台頭は嬉しい限りです。
<反省会等>
・ロナウドを倒した後、ロナウドが痛がるのに誰も手を差し伸べなかった。あそこは差し伸べて欲しかった。ロナウドはムッとしてた。ヽ(´∞`)ノ
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