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東アジア選手権女子第3戦 韓国×日本(2005/8/6)

<試合開始前>
「女子サッカー」が面白いって思ったのはアテネ五輪付近でした。男子のようなパワフルなプレーはありませんが、繊細なパス回しとがむしゃらな運動量、なでしこJAPANは「勝ちたい」って思いを前面に出す、闘志のサッカーをするところが見ていて心地よく思います。相手韓国はここまで2戦全勝、対して日本は1敗1分、勢いのある韓国に対し決定力不足が懸念される日本。本日はどのような試合をしてくれるのか?

<試合総評>
日本の若き18歳、現役女子高生のエース 永里とLリーグ3年連続得点王の大谷の2トップは機能していたのかどうだか?って感じがしました。結果的には分厚い韓国ディフェンス陣に完全に封じられてしまいました。が、個人的には大谷のような前線でプレスをガンガンかけられるタイプのフォワードは好きです。
途中交代で入った大野に関し、キーパーと一対一という大事な場面で焦りを見せ、キーパーがかけるプレッシャーに負けてしまいました。あの大事な場面を外してしまうのは国際舞台の経験不足か?
丸山に関しては野性的な柔らかく、かつスピードのあるドリブル突破は前々から魅力を感じていましたが、今日も出場時間が短すぎて仕事をする時間がありませんでした。私が監督なら彼女をスタメン起用するのに。。。

中盤の注目は何と言っても安藤梢。高い技術と安定感のあるプレー、後半は疲れが垣間見えたが特に輝いていました。
澤に関しては、存在感こそは示すもののゴール前に顔を出す機会も少なく、パス回しに関しても特段良さを感じませんでした。あとボールを持ちすぎる傾向、相手に囲まれたスペースのないところでボールを受けたがる癖、無責任な味方へのパスが少し気になりました。確かに彼女に対するマークは厳しかったが、司令塔としてもう少し期待してしまいます。
16歳の宇津木に関し、攻守共に献身的にサイドを上下している姿が印象的。当たりさわりの無い印象でしたので、次の試合は年齢など関係なしに思い切ったプレーを期待します。

ディフェンダー・キーパーに関し、今回のMVPはキャプテンの磯崎じゃないですかね?一対一での強さは相手に仕事をさせず、ボール奪取後の的確なパスは良かったです。また、矢野との連携もバッチリでした。
下小鶴に関してもまあ安定した守備をしてくれました。山郷は男勝りの勇気あるプレーが気持ち良かったです。

試合自体は日本ペースであり、決定的な場面が何度もあったのですが、結局のところゴールマウスを揺らすことが出来ませんでした。
オリンピック日本代表の頃の「なでしこJAPAN」はもう少し勢いと運があった感じがします。今回の引き分けは残念で仕方がありません。

<管理人独断の採点>
GK 山郷のぞみ 6.5
DF 矢野喬子 6
DF 磯崎浩美 7.5
DF 下小鶴綾 6
MF 酒井與惠 5.5
MF 柳田美幸 5.5
MF 安藤梢 7
MF 宮間あや 5
MF 宇津木瑠美 6
MF 澤穂希 5
MF 大谷未央 6
MF 丸山桂里奈 6
FW 永里優季 5
FW 大野忍 5.5

<反省会等>
女子サッカーにおいて最大の反省点は審判にあると私は思います。はっきりしないジャッジに加え、私でも明白にわかってしまうミスジャッジが多々ありました。
女子の審判のレベルは男子の審判レベルとは比較にならないほどに低いと思います。女子サッカー普及のために、女子の審判の皆様、どうぞ頑張ってください。多少厳しいですが、今日のジャッジは見ていて試合の質を下げるものでした。

【年月日】
2005年8月6日
【場所】
韓国−(大邱)/人

【メンバー】
韓国
日本
不明 GK 山郷のぞみ
DF 矢野喬子
DF 磯崎浩美
DF 下小鶴綾
MF 酒井與惠
MF 柳田美幸
MF 安藤梢→宮間あや
MF 宇津木瑠美
MF 澤穂希
FW 大谷未央→丸山桂里奈
FW 永里優季→大野忍

【結果】
0−0、日本が本当に押していただけに悔しい引き分け



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